イチョウ葉栽培から原料へ
イチョウ葉栽培農園
- イチョウ葉は、フランス・ボルドー及びアメリカ・サウスカロライナ州の温暖な気候の地域で管理栽培されています。
- イチョウ葉栽培に最も適した成⻑条件は、pH 5~6 の砂地で排⽔状態が良い耕地です。
最適な⽣産⾼を維持する為の気象、⼟壌とイチョウ葉管理栽培
- 寒さの為、霜でイチョウの発芽が遅れたりしない温暖な気候
- 夏の数ヶ月間、降雨が不十分であったりしない適正な雨量と土壌管理
- その年の気候によりイチョウ葉の育成状態が異ならない安定した気候と最適な生産高を維持する為の土壌管理はイチョウ葉管理栽培には欠かせません。
ヨーロッパ、アメリカで所有するイチョウ葉管理栽培農園では
- 栽培用に特別仕様のトラクターを使用
- イチョウの木の成長を平均1.5mでイチョウ葉を栽培
- イチョウ葉に最も栄養が行き届く状態で収穫する為の状態維持に努めております。
イチョウ葉農園
- リネア社のイチョウ葉は、シュワーベ社、イプセン社の保有するヨーロッパ、アメリカのイチョウ葉農園にて栽培収穫しております。
- イチョウ葉⼤規模農場は完全に機械化され、整然と列をなしたイチョウ葉農園です。
栽培
- イチョウ⽊の間隔は、約1m(40インチ)を隔て植えられます。
- イチョウ⽊は、最⾼1.5mの⾼さの低⽊栽培です。
- イチョウ葉の収穫は、葉がまだ緑⾊をしている7⽉半ばから開始します。
栽培と収穫テクニック
- 夏の数ヶ月間に降雨が不十分な場合、最適な水分補給の為に散水が必要です。
- イチョウ葉耕作業用に列を等間隔に保つ為に改良された特殊なトラクターを使用し作業を行います。
- 特殊改良トラクターはイチョウ葉を傷めずに作業する為の高さ、幅を考えて設計改良されています。
- イチョウ葉収穫前作業として、雑草がイチョウ葉収穫時に混入しないように丁寧に雑草を取り除く作業がトラクターで手動で行われます。
- イチョウ葉の収穫は、綿積み用トラクターを改良した特別仕様装備トラクターで行います。
- イチョウ木は高さ1.5Mで整え、それ以上の高さにならないように切捨てる作業を冬の間に行います。
- イチョウ葉に栄養が行き渡るようにイチョウの木の部分が大きくならない為の作業でイチョウ木は6年周期で焼き払います。
乾燥
- イチョウ葉は収穫後12時間以内に乾燥工程に入ります。
- 乾燥は大規模なドラムで行われます。
- 冷却乾燥したイチョウ葉は1トン貨物バックに収納されます。
供給工程
- グループ企業管理の大規模農場で収穫後、適正農業規範 ‘’Good Agricultural Practice‘’(GAP)に従って乾燥工程から医薬品レベルの製剤工程まで「自社での」一貫した品質管理を行います。
- 運搬業務に関しては環境に優しい運送手段を選択し使用する運営管理を行っております。
- 全てのイチョウ葉原料はグループ会社管理の大規模農場から調達されます。
- 全てのイチョウ葉原料は汚染及び重金属等の異物混入が起こらない状態で厳格に分析されます。
- 殺虫剤を一切使用しない肥料のみのイチョウ葉栽培を行います。
- 乾燥工程で袋詰めされたイチョウ葉はリニア社の自社倉庫で空調、温度管理を行い保管します。
- 全ての空調、温度調整は最良の品質を管理保証する為に精査されます
イチョウ葉原材料
- 出発原料は工程に入る前に必ず分析を行います。
- イチョウ葉は欧州薬局方(Eph.)のモノグラフに準拠して分析を行います。